3.ジョブ・クラフティング介入研究

1)目的

 本研究では、日本の労働者を対象に、以下の点について、ジョブ・クラフティング研修プログラムの効果を無作為化比較試験で検討します。ジョブ・クラフティングとは、仕事のやりがいや意義を見出し、高めるための手法です。

  1. 労働者に対するジョブ・クラフティング研修プログラムのワーク・エンゲイジメント(仕事への活き活き度)の増進および生産性の向上効果を明らかにする。
  2. 労働者に対するジョブ・クラフティング研修プログラムの心理的ストレス反応低減効果を明らかにする。


2)対象

  • 企業の従業員様50-200名程度(会社単位での参加となり、個人での参加はできません。)


3)研究の進め方

  • 研究にご協力頂ける企業の従業員の方々に、研究事務局よりメールにて研究参加のご案内を周知致します。
  • 参加希望者の方々に事前調査にご回答頂きます。
  • 事前調査にご回答頂いた研究参加者の方々を、無作為に2つのグループ(先発群・後発群)に分けます。
  • 先発群の方に、ジョブ・クラフティング研修プログラム(集合研修+メールフォロー)にご参加いただきます。
  • 全参加者の方に、事前調査から約1ヶ月後、3ヶ月後、および6ヶ月後の計3回、追跡調査にご回答頂きます。
  • すべての調査終了後に、後発群の参加者の方々に、ジョブ・クラフティング研修プログラム(集合研修+メールフォロー)を提供致します。

 

4)研究参加のメリットと負担
(1)研究参加のメリット
①社員本人へのメリット

  • ジョブ・クラフティングの手法がわかり、より働きやすい状態に近づくことができます。
  • ジョブ・クラフティングを活かすことで、ワーク・エンゲイジメント(仕事への活き活き度)向上が期待できます。
  • ジョブ・クラフティングを活かすことで、仕事の生産性向上が期待できます。
  • ジョブ・クラフティングを活かすことで、ストレスの低減が期待できます。

②組織としてのメリット

  • ポジティブメンタルヘルスで注目されるジョブ・クラフティングを全社員の方に提供できます。
  • 従業員の方のストレス低減とワーク・エンゲイジメントおよび生産性向上が期待できます。

 

(2)研究参加者の負担
①調査への回答

  • 参加者の方には、事前調査、事前調査から約1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後の計4回、調査に回答して頂きます。
  • 調査票への回答は研究事務局からご本人へ直接電子メールにて案内を送付し、調査票ホームページにアクセスの上、ご回答頂きます。
  • 1回15~30分程度の調査となります。

②ジョブ・クラフティング研修プログラムへの参加

  • 参加者の方(先発群は事前調査後、後発群は全調査終了後)には、ジョブ・クラフティング研修プログラムにご参加いただきます。本プログラムは、2回の集合研修(1回あたり90-120分)と研修後のメールフォローにより構成されます。

 

5)これまでの研究成果
 本研修プログラムは、対照群を置かない前後比較試験により、以下の効果が示されております(Sakuraya et al., BMC Psychol, 2016)。

  • ジョブ・クラフティング行動の増進
  • ワーク・エンゲイジメント(仕事への活き活き度)の向上
  • 心理的ストレス反応の低減

 

6)担当者連絡先

  • 櫻谷あすか(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野・博士課程院生)
  • e-mail: asuka-tky@umin.ac.jp

 

事務局

東京都文京区本郷7-3-1

東京大学本郷キャンパス

医学部3号館

東京大学大学院医学系研究科

精神保健学分野

 

担当:浅井裕美・日高結衣

TEL:03-5841-0512

受付時間:火曜日10時~18時

     水曜日10時~18時

E-mail:tomh@m.u-tokyo.ac.jp

 

2017TOMH基礎コースRリーフレット
2017_TOMH基礎コースR_リーフレット.pdf
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